Take a Trip

タイへ行きタイ。

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２００９．２．３

無謀にも、何の計画も立てずに日本を旅立った。
昨日は何をしていたっけ？･･･ご飯を食べて早いうちから床に就いていた。
ＶＩＳＡカードが届かなかったから、宿も取れなかった。（畜生）
まぁ、飛び込みで何とかなるだろう、ぐらいの考え。
関空へ
家族と友達何人かに１０日間連絡がとれなくなる、と伝えておいたので大丈夫だろう。
時間は沢山あったと思うけど、タイ語の本を買ったが目を通しただけで覚えたり発音の練習は全くしてない。
タイでは英語は殆ど通じないらしい（ホテルのスタッフは別らしいが、タイ語が主流だとか）。ある意味英語が中学生レベルの僕にとってはアリガタイ事だ。
飛行機に乗って、タイ語の練習を始める。･･･難しい、というか、発音ってこんなんでえんやろか？
ホテルまで無事つけるのだろうか？そればっかりが頭を過る。やっぱり不安なんだなー、宿が取れない＝生存率が低くなる。
人生３回目の海外、今回は滞在先でも独り、今回はほんまに一人旅。
JAL
１７時５５分関西空港発の便でタイへ行く。機内は殆どガラガラ。
夕焼けが綺麗なので早速ｌｏｍｏで撮影しようとするが、ＩＳＯと絞りをどれにするか、適正露出を忘れている自分に驚く。
人間衰えるものんやなーって。当たり前か。最前線で携わっていたのは一年前だ。
空の写真
自分を探す？みつめなおす？･･･とにかく一人になりたい、リセットしたい、そればっかり。

機内食を頂く。

１８:３０分、機内食が出た、チキンとシーフードを選べたので、シーフードを選んだ。
ＪＡＬだからか？めちゃくちゃ美味しい！

ご飯の黄色はターメリックでつけたのかな？それともサフラン？
シチューご飯みたいなアボカドとエビとホタテのクリーミーカレーでした。
ＪＡＬやるなぁ･･･ご飯が美味しいと幸せ。
お供は白ワインです。
大人になって実感すること、それはご飯は人を幸せに出来る！ってことかなぁー。
当たり前のことだと思うんだけどね。なかなか判らないことだと思う。
食べた後は寝る。体調が良くないのは相変わらずだったので、少しでもこの後到着したときに備えたいと思って。
機内サービスの映画で、レッドクリフがあった。早いなぁ、もう、こうやって観れるのか。

２１：２５バンコク到着＊

機内で、入国と出国審査の紙を書く。こういうときに『地球の歩き方』は便利だと思う。本に載ってるから難なく書くことができる。
機内でしきりに写真を撮っていたのを隣のおっちゃんに見られていて、声をかけられる。
「あんた、日本人か？一人でタイにきたんか？」
見た目はスキンヘッドでいかにもヤバそうなおっさんやけど、めっちゃ関西人まるだし。
話し込んでいくと、なんと･･･網干の人だった！！！（世間狭すぎ）
たつのに住んでます、というと大笑い。５～６人ぐらいでパタヤへゴルフしに来たらしい。みんな播州人ばっかり。
一人で来たというとえらく心配され、ホテルまでたどり着けないと困るだろうから、タイ人のガイドに頼んで、ホテルまで行ける様にタクシーを手配してあげる、と言ってくれ、言葉に甘えることに。
ガイドさんと全く会話出来ない、タイ語判らないぜ。
タイ到着

おっちゃんたち
「気をつけてなー！！！」とおっちゃんが手を振って見送ってくれた。おっちゃんありがとう。
僕が泊まりたいホテルはLADKRABANGという住所、これってどーやって読むねん・・・（正解はラカバン）。
何とかタクシー（メータータクシー）を手配してもらって、泊まりたいホテルの住所を見せてそこに送ってもらうことに。
タクシーのおじさんはえらく気さくでテンション高い。
「タイは初めてか？どこからきたのか？一人できたのか？」など色々話を振られる。
聞き取って、受け答えしたいが聞き取って理解するのがやっと。とても大変でした。
（オッサンめっちゃ英語で喋ってるし、誰や、タイ語しか伝わらんとか言ってたのは！＜ネットと本だ！）
こういうとき、もっと英語が出来たらいいのになぁって後悔する。
タイの人が話す英語も日本人の訛り英語とさほど変わらないとおっちゃんが言ってたが、その通りだった。でも、彼らは英語で話は出来る。頑張って単語と単語をつなぎ合わせて僕は喋った。

移り変わっていく風景を見て愕然。
デッカイ犬が至る所に５～６匹でタムロしている。
・・・これは・・・怖いなぁ。
こいつらに万が一噛まれたら狂犬病になってまう･･･気をつけないとヤバイなぁ。
殆ど田舎丸出しの更地が多い。
とんでもないところに来てしまったなぁ、と思う。
生きて帰れるかな･･･、という不安ばっかりで、すでに泣きそうだった。
タイは夏のようで、日本みたいに湿度は　そこまで無いけれど夜でも２８度ぐらいある。
とても臭い匂いが鼻について吐きそうになった。
焦げ臭い、香辛料と色んな匂いが混じった生暖かな風と自分にまとわりついてくる空気の居心地の悪さに、到着して３０分ですでにタイを選んで来たことに後悔しまくっていた。
とんでもないところに来てしまった・・・。そればっかり思っていた。

注意事項

FLORAL SHIRE RESORT

僕が１０日間お世話になるホテルは『FLORAL SHIRE RESORT』。
空港から１５分ぐらいしてホテルへ到着。空港からホテルまで、そんなに遠くない。
タクシーのおっちゃんに５００Ｂ払う。
メーターが動いてなかったから、値段を聞いたら５００Ｂという。
後で気づいたけど、ぼったくられました。メータータクシーやのに、メーター動いてなかったってこと気づけよ！
多分、１００Ｂ以下で料金良かったのに。
まぁ、えっか。初めてのことやし、ホテルにも無事着いたし（そう思うことにした）。

綺麗な建物だった。ホテルの従業員の子が笑顔で迎えてくれるけど、言葉が通じず焦る。
とりあえずホテルのカウンターへ通され、受付の女の子に「ヤーク、ダイ、ホンディアウ（一人部屋をお願いします）」と伝える。
１０日泊まりたい、と伝えるととても嬉しそうに「コープクン、カー（ありがとう！）」と言われ部屋に通される。
部屋はとても広かった。
そして疲れた・・・。
近所にセブンイレブンがあったのを思い出し、とりあえず周辺を観て回ろうと思って外へ出る。
「コンビに行ってくる」とホテルの人に伝えて外へ出た。
やっぱり匂いが臭い。
そして犬が多くて怖い、噛み付いてこないだろうか不安だった。（よっぽどのことがない限り、犬はよってこないし、噛み付くことも無いけど）
すれ違う地元の人･･･みんな僕を見る、異邦人、当たり前。
三木さんに似てる人がおおいなーと思う。三木さんは絶対、タイじゃタイ人だと思われるだろうなぁ。
１５分ぐらい歩いてセブンイレブンに到着した。
店内は普通のコンビニだ、色んなものの値段を見て回る。
店内で石鹸と、飲みようの水を買う。
水は５Ｂ～９Ｂと様々。Volvicやevianはめちゃ高い。
中国の最終日に上海でシャワーの水が口に入ったために、ウィルス性の胃腸炎になったトラウマがあるので、水には徹底して気をつけようと心に決めていた。
シャワーを浴びて、石鹸で靴下とか下着とか洗ってバスルームに干して寝た。

タイでは２３時だけど、日本は夜中の１時かな・・・おやすみ、また明日。
明日からタイ探索開始だ。